2007年7月8日日曜日

最も有効なニート対策は若手雇用のミスマッチ解消

最も有効なニート対策は若手雇用のミスマッチ解消 http://www.dai-ichi-life.co.jp/news/pdf/nr05_16.pdf

第一生命研究所によって2005年6月に発表されたレポートです。
このレポートでは、若者がニート化する最大の要因は「雇用環境の悪化」であり、特に15~24歳の若年層で「雇用のミスマッチ問題」が深刻化しているとしています。そこで今後ニートの出現を抑制するためには政府が若年層をターゲットとしたミクロ的雇用対策を打つことが必要である、と同レポートは述べています。

「雇用のミスマッチ」とは何でしょうか?
それはすなわち企業が若者に対して求める「こんな人材が欲しい」という思いと、若者が企業に対して求める「こんな仕事(働き方)ができる就職口が欲しい」という思いにズレが生じている、ということです。このズレ=ミスマッチをいかにして解消していくべきなのか。
その一つの方策はやはり「教育」にあるでしょう。

『ニートって言うな!』(光文社新書)のなかで本田由紀氏は「学校経由の就職」を中軸とする若者雇用市場の見直しが必要であると訴えています。

(以下、引用)
私の考えをひとことで言うならば、「学校経由の就職」というルートだけが特権的な有利さを味わえるような状況を変革するとともに、すべての若者が厳しい労働市場環境を生き延びてゆくための支えとなる、「職業的意義」の高い学校教育を作り上げていくことが不可欠だということです。

それは、労働需要側である企業と、若者を労働市場に向けて送り出す学校教育機関との関係性を変えてゆくことに他なりません。つまり、「教育から仕事への移行」のプロセスを構築しなおす、ということです。それが即座に実現しえないものであっても、長期的に腰をすえて取り組んでゆく必要があるのです。

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